なんで確認申請が遅れているのか?
A 法改正の影響です。
2025年4月に建築基準法が改正されて、省エネ法が全ての建築物にかかります。
さらに、木造2階建ては確認の特例から外れました。特例によって審査が簡単で速かったんです。それが構造の審査をされることによってとっても時間がかかります。。。
どれくらい遅れているのか?
あくまで個人的な感想です。
| 建物 | 改正前 | 改正後 |
|---|---|---|
| 木造平屋住宅 | 1~10日 | 10日~2カ月 |
| 木造2階建て住宅 | 1~10日 | 1~6カ月 |
| 鉄骨2階建て店舗 | 1~2ヶ月 | 1~6カ月 |
改正後は言い過ぎでしょって方もいますが、地域的な混雑具合や設計者の出来いかんでは、こんな感じだと思います。
大手メーカーさんだったり、設計者の質が高いと結構早く下りることもあるみたいです。でも木造2階だと2週間ぐらいが最速ぐらいな印象ですね。
早くおろす方法は?
いまのところ、あんまりいい手はないみたいです。
他の方が試みているのはこんな感じです。
- 他の審査機関をひたすら探してもらう
- 行政庁にもチャレンジしてみる
- 確認申請が得意な設計者にお願いする
他の審査機関を探す
とにかく電話しまくる。たまに空いていることがあるみたいです。
設計者さんにお願いしましょう。
その際は、手数料の増減はこの際に気にしてはいけません。
とにかく早ければ良い。
行政庁に出してみる
これは結構デメリットもあるみたいです。
結局時間がかかっちゃうこともあるようです。
あと設計者さんも結構嫌がります。
確認申請の得意な設計者にお願いする
力量不足の人だと、確認申請が下りるのにすごく時間がかかります。
優れた方だと結構早い。という印象です。
どうやって力量を判断するのか・・・
これが結構難しいですね。
一つは過去の確認申請を出した物件の指摘事項を要求するのもありです。
指摘事項がめちゃくちゃ多いひとは、確認申請もいいかげんかもしれません。
要求してもくれない人は、きっとたくさん指摘されている人かもしれませんね。
遅いことはリスクです!
インフレの時代、とにかく早く行わないと、物価上昇で、工事費アップ!
さらに、工事業者も倒産リスクなどもあって遅いことはいいことがないように思います。
・・・・しかし、あんまり解決策はありません。
大臣も変わったので国土交通省さんが、法改正で緩和してくれることを祈るのみですね。


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